屋外での撮影は晴天を避ける
屋外で撮影する場合「お天気の良い明るい日に・・・」と考えてしまいがちですが、晴天の日での撮影はプロフィール写真の撮影には向いていません。
晴天の日のお日様の光は直線的に当たるため、光が当たっている部分と影の部分のコントラストが大きくなります。
するとちょっとした凹凸(肌の荒れや、シワなど)も目立つようになり、画面全体も硬い印象の写真になります。
また、逆光では顔が暗くなり、順光ではまぶしくて目が閉じがちになります。
例え直接光を見ていなくても、晴天の日は体の自然な反射機能で瞳は細くなります。その状態で目を開いた笑顔の写真を撮ろうとしてもどこかぎこちない表情になりがちです。
屋外ポートレート写真の基本は、薄曇りの日がベストです。
雲によって光が拡散されて多方向からあたるため、影が出来にくく綺麗な写真に仕上がります。
屋内での撮影は晴天の午前中がベスト
逆にお部屋の中での撮影は、外が明るい晴天の日がお勧めです。
カーテン越しに入ってくる光は、拡散され、壁の反射でさらに光の回り込みが大きくなります。
曇りや雨の日だと、外から入ってくる自然光が弱いため室内の照明の影響が大きくなります。
特に白熱灯(LEDでも)の灯りは色温度が低く、写真にするとかなり黄色カブリを起します。
デジカメやスマホはある程度はこのホワイトバランスを自動調整しますが、白熱の灯りのニュアンスを残す感じの調整になりますので、後から補正が必要となってきます。
また、室内での撮影は、お部屋の中が後ろに映りこみます。
普段のあなたの暮らしぶりを匂わせる意味では効果的な事もありますが、テーブルの上の雑誌や洗濯物など、あまりにも生活感がにじみ出ている写真はNGです。
撮影しているときは被写体に集中して画面の四隅にまで神経がいかないことが多々あります。
撮影の際は被写体だけでなく、ファインダー全体に見えているものまで気を付けてください。
レンズの画角は中望遠で
スマホのカメラや、コンパクトデジカメは起動したときには広角レンズになっています。
広角レンズとはなるべく広い範囲を撮るための画角で、旅先の記念写真には便利ですが、像に歪が生じたり背景が広範囲に映りこむために婚活写真の撮影には向いていません。
スマホであれば、カメラモードにした画面を指で1㎝程度広げて画角を狭くします。
デジカメならズーム機能の全体量の3分の一くらいズームアップします。
一眼レフカメラならズームレンズの焦点距離を80mm~100mm 程度にして撮影します。
画角狭くなる(=被写体が大きくなる)分、カメラも被写体から離れなくてはならなくなりますので、自撮りでは不可能です。
構図にも気を使いましょう
人物撮影に慣れていないと、どうしてもお顔をファインダーの真ん中に置いてシャッターを切りがちです。
出来上がった写真を見ると頭の上や左右が妙に空いている、、なんていう事もよくあります。
カメラを構える前に、まず写真の構図を絵にかいてみる事をお勧めします。
婚活写真は証明写真ではありません。
まっすぐ正面を向いて、顎を引いて、、、というような撮り方だと固くなりすぎてしまいます。
身体は斜めにして顔だけ正面、少し頭を傾けてと言うような画面に動きがある方が印象的な写真になります。
構図やポーズは、他の沢山のポートレート写真を参考に真似をするだけOKです。
沢山枚数を撮りましょう
写真を撮られるのは意外と疲れるものです。
10枚くらい撮影して、「こんなもんかな~」で終わりにしないで、50枚、100枚と撮ってみましょう。
同じような写真でも1枚1枚表情や体の傾きなどは違います。
それらをよく吟味して、ベストな1枚を使うようにしましょう。
特に撮られ慣れていない場合、初めの2~30枚は表情が固い事が多々あります。
私が撮影の業務をするときも、初めの数十枚は空シャッターで撮っているふりだけをすることがあります。
何度もシャッターを切るうちに、モデルさんも場に慣れてだんだん自然な笑顔が出てくるからです。
撮影前に身ぎれいにしましょう
婚活写真は、その一枚からあなたの結婚に対する本気度を計られます。
フォーマルドレスやタキシードで決めるような必要ありませんが、あなたにとって最も自信のある装いで撮影する事をお勧めします。
男性の方は特に思いつかなければ、普通のスーツでネクタイを締めた装いで大丈夫です。
個性的過ぎて万民の評価から外れるよりも、何の変哲もないスース姿の方が評価は上がります。
また女性のメークは普段よりも濃いめで撮りましょう。
婚活のポートレート写真は、かなりハイキーに明るく補正しますので、メークの色は大部分飛んでしまいます。
補正でメークのカバーは出来ますが、なるべく補正量が少ないに越したことはありません。
加工できない写真
下記のようなお写真は、加工・修正しても効果が望めないため、無駄な費用をかけにためにご注文をお断りする事があります。
露出が足りず、暗すぎる写真
写真の明るさはある程度補正する事が出来ますが、影の部分が黒くなっているレベルですと、どんなに明るさを持ち上げても映っていないものが浮き出てくることはありません。
黒いシャドーがグレーになるに過ぎません。
無表情の写真
笑顔の強調をする加工は出来ますが、無表情の写真を笑顔にすることはできません。
表情のない写真は婚活の効果はほぼありません。
目視で分かるレベルのブレ
スマホやデジカメはオートフォーカスですのでピンと自体がズレることはあまりありません。
しかし、明るさが足りない場面での撮影の場合、シャッタースピードが長くなり手ブレや被写体ブレを起こすことがあります。
目で見てそれと分からない程度の「なんとなくシャープさが足りない」レベルのものでしたら補正技術でカバーできますが、明らかに2重3重に見える写真は修正不可能になります。
集合写真
旅先でお友達と撮った記念写真なども加工をお断りしております。
また、男性の方は飲み会の席でピースをしたスナップショットなどもほぼ100%スルーされます。